こんにちはー、みほです。
公立中学校の保健体育の教員をしていましたが、パニック障害やうつで休職し、休職中に「あれ?学校ってなんかおかしくないか?」と気づいてしまい、
Twitterやブログでいろいろ発信していたところ、教育委員会にバレ、
「Twitter、ブログ辞めて、教員続けるか」
「教員辞めて、発信続けるか」
の選択を迫られ、「教員辞めて発信を続ける」をなぜか選んだしまった元アホ教員です。
2018年12月31日に教員を退職し、それから半年が経ちました。
https://twitter.com/miho1ara/status/1079757072793710592
↑これが教員退職した当時のツイート。
https://twitter.com/miho1ara/status/1145844772982030336
↑教員を退職して半年ツイート
本当、この半年間、長いような短いようななんとも言えない。
でも、こんなに人生をゆっくり過ごしているのなんていつ以来だろうと思う。
そして、半年たった今の気持ちを忘れないようにブログに綴っておこうと思います。
ちなみに教員辞めて半月たった時の記事↓
教員辞めて3ヶ月たった時の記事↓
教員辞めて4ヶ月たった時の記事↓
実は退職してから今までずっと「辞めてよかった」という結論です。
さてさて、「教員辞めて半年たった今の気持ちは?今も辞めてよかったと思えてる?」
そんなことをお話しします。
そして、半年経ってから初めて思うこともありました。
教員辞めて半年、やっと自分のペースができてきた
私はいろんな理由があって教員を辞めました。
「うつ状態にまたなるのが怖いので復帰できない」という体調の心配
それとは別に前向きな理由としては「いろんなことに挑戦したい」があります。
辞めた直後は「教員を辞めたからには、あれもこれもしたい!」を通り越し、「あれもしなくちゃ!これもしなくちゃ!」という義務感に少しなっていました。
そうすると、やっぱダメですね。
あとから持たないのです。
どうしてもはじめに力が入りすぎて、120%→10%→また120%まで頑張れる気がしない→もうやだ…みたいな。
半年経ってようやく、60~70%くらいがずっと続けられるなぁというのをやっと体感できているような感じです。
今やっているブログやYouTubeもまずは続けないといけないので、細く長く続けることが大事です。
あと、人と会う頻度ですね。
教員を辞めて時間が自由なので人に会いに行こうと思えば、いくらでも時間があります。
しかし、私は人と会いすぎると疲れるということがやっと分かったのです。
人間なので会わなすぎるのも良くないので、「ほどほど」に。
この「ほどほど」がわかるようになってきたのと、自分のその上限を超えそうになったら断ることもできるようになってきました。
自分の心身、自分のペースを優先にできる。
教員だった頃は自分よりも他人、周りを優先してきたので自分のペースなんてものをすっかり忘れていましたが、半年経ってようやく自分がどうしたいのかということに耳を傾け、行動することができるようになってきました。
お金の心配がリアルになりつつある
今の世の中、生きていくにはお金が必要です。
「今まで貯めてきたお金があるから大丈夫!」とざっくりと思っていましたが、そろそろ一度向き合っておくべきかなと思い立ち止まってみました。
結果…はい、お金は確実に減っています。
お金が減っているのは事実でマイナス面ではあるのですが、現実と向き合い、現在地がわかったということではプラスです。
お金が減っているとはいえ、私の場合、ブランド物も興味ないし、物欲もほとんどないし、シンプル好みで、夫からも「普通の女子とはお金の使い方が違う」と言われるほど。
今使うとしても、自分への投資(書籍、サロン代、発信に必要なものなど)くらいです。
しかも、今やっている発信活動は労働と違って、すぐにお金にはなりません。
時間がかかります。
なので、お金は普通に生活するだけでも減っていくのは確かです。
しかし、だからと言って、「お金がない→教員に戻ろう」という発想には当然のごとくなりませんw
もし、すぐにお金が必要でも教員に戻る以外のことを考えられますね、今なら。
うつ状態の時は「もう自分は教員どころか働きに出ることすらできない」とマジで思っていました。
教員を辞めていない、休職している時は、「この休職の立場でお金に不安が出てきたら復帰しなければ…」と「お金がない→教員に復帰する」というふうに考えていましたが、
今はそこそこ元気に回復してきたので、「いざとなったら教員以外でも、何かしらできる!」とちょっと自由に考えられるようにはなりました。
やはり半年経った今も辞めたことは後悔はしていない
さて、新しい気づきもあった半年間。
「ぶっちゃけ教員辞めて後悔してる?後悔していない?」と聞かれたら
と言えますね。半年経った今でも。
お金の心配もあるよ、発信でやっていけるかはわからんよ…
でも、何と言っても心身が穏やかです。
心が荒んでいません。
余裕があります。
一度、心ぶっ壊してるので、お金よりも健康の方が優先順位高いです。
もしかしたら、お金の心配がより深刻になったらお金に傾いてしまうかもしれませんが(笑)
まだまだ精神的に余裕があるということにしておきましょうか…
そして、ぶっちゃけ日本って最低限どの生活の保障は整ってますし、なんとか生きていけるかなと思ってます。
こんな楽観的な思考もできるとは自分でも驚きです…
退職して半年のこの季節、蒸し暑い梅雨。
ちょうど5年前、私の転機、人生初のパニック発作が起きた時期です。
「もう2度とあんなつらい思いしてたまるか!」と思うからこそ、今こうやって健康第一にいられるのかなと。
そのためには
- 疲れをためない
- ストレスためない
- 無理しない
です。
これを守って生活することがあの頃の自分との約束です。
心身ともに健康であることが人生において最優先だと思っています。
そして、今あえて、暇にしています。
正直、暇でも心が病みます(笑)
でも、暇だからこそ自分で忙しくもできるし、調整できるし、やりたいことを積極的に探せます。
教員やってると忙しいが大前提で調整できないし、やりたくないことやらなくちゃいけないことも多いし、どんどん振り回されやすい自分になっていく気がしましたし、流れるプールに巻き込まれて、流れに逆らえない感じで苦しかったです。
でも、今は流れるプールの流れを自分で作らなくちゃいけない大変さはあるけど、自分で人生の舵取りできている感じがして、自分の人生を生きているなぁという感覚があります。
32歳6ヶ月、教員を辞めて半年、今現在も教員を退職したことは後悔していません。
もっといえば半年間一度も後悔していません。
退職した当時はもっと後悔するかもって思っていましたが、今のところ大丈夫です。
一般的には理解されにくい、マイノリティー、変わり者ですが、自分の人生の道を自分で作っている感じが今楽しいし、ワクワクしています。
今の生活、今んとこ、最高です。
退職する決断をした自分を今でも褒めてやりたい。
*教員辞められないという気持ちも分かります。でも、人生やっぱどう生きるかだよな。
→教員を辞めるのに勇気がいるのはなぜ?