知人から「フィリピンへ神霊手術しに行かない?」というお誘いを受け個人的にはパニック障害やうつ持ちだけれども、体自体は健康体だしと思っていて、はじめは断っていました。
しかし、こんな機会ないだろうと単純に興味本位で参加することに決めました。
旅のざっくりとした感じの記事はこちら
知人の動画撮りくらいの軽い気持ちで行ったのに、いざ自分が神霊手術を受けると悪いところは誰よりも言われました。(50代以上が多いのに…)
いきなり1番はじめの神霊手術でがん宣告され、体の自覚症状はあるかと聞かれた時にはじめてパニック障害やうつのことも話しました。
そこから、パニック障害やうつの治療もすると言われ、内科的なことしかしないと思っていたのに、まさかパニック障害とうつの治療もできるなんて…
パニック障害やうつのことはいうつもりなかったのに、誰よりも念入りに治療してもらうことになりました。
一般的に言われているうつやパニック障害の原因
日本でパニック障害やうつっぽいなと感じると、まず十分な休息を取り、精神科や心療内科に行きます。
そして、多くは10分以内の診察を受けて、薬を処方されます。
他にはカウンセリングなどもありますが、受けている人はそんなに多くない印象です。
日本の精神疾患の治療は基本的に医者の問診と服薬がメインです。
そして、なぜ薬を処方されるかというと、パニック障害やうつの原因は脳と言われています。
パニック障害は、「不安などによる脳の誤作動」が起きないように、抗不安薬を処方することが多いです。
うつは、「脳の伝達物質を増やしたり、限定したりする」ために、抗うつ薬を処方します。
つまり、パニック障害やうつの原因は「脳の誤作動やちょっとした異常」です。
なぜ「脳の誤作動やちょっとした異常」が起きるか。一般的には、
- ストレス
- 睡眠不足
- 偏った考え方
などと言われています。
私も自分の病気のことは理解していたかったので、本もたくさん読みました。
本当に大雑把ですが、だいたい上記のようなことが書かれていますし、病院の先生もそんなふうに説明してくれます。
うつやパニック障害の原因は霊障説
では、この神霊手術をするような先生はパニック障害やうつ、精神疾患をどのように考えているのでしょうか。
結論から言いますと、精神疾患の原因は「悪い霊がつくこと=霊障」だそうです。
西洋医学中心の日本で育ってきた私からしたら、正直「は?」という感じですし、霊感のない私は霊を見たこともないし、そんな霊障説は初めて聞いたのでびっくりしました。
しかし、この霊障説、結構つじつまが合うんです。
先生いわく、
「人間のエネルギーが低いときや弱っているときは霊がつきやすい。私の場合、プール事件での塩素中毒になったときが原因だろう。」と。
確かにプール事件から体調が明らかにおかしいし、だいぶ体と心が弱った感じがあります。
私はプール事件後、精神科や心療内科に行って、確かに薬を処方されて服用している間は科学的成分が脳の手伝いをしているので、楽になりました。
服薬に関して、うまく減薬、断薬できる方もいますが、薬を飲まなくなるとまた症状が出て、何年も薬を飲み続けているけどよくならないという方がたくさんいるように思います。
精神疾患の薬は治すものではなく、手助けをして今を過ごしやすくするものという感じです。
先にも書いた通り、精神疾患の原因は、ストレス、睡眠不足、偏った考え方などと言われますが、原因不明で精神疾患になることもあります。
少し無理矢理感はありますが、パニック障害やうつなどの精神疾患が霊障がつくことが原因ならば、原因不明で発症することも、薬を飲んでも治らないということも説明がつきます。
私が体調を崩し始めたプール事件から約5年、途中薬を飲まなくなったこともありましたが、長い目で見るとずっと薬を飲み続けています。
徐々に減薬して、自分の中でも体調良くなり、医者に寛解と言われ、断薬しても2~3ヶ月すると恐ろしく体調が悪くなることもありました。
精神疾患は「完治」とは言わず、「寛解」と言います。
寛解とは「症状が安定していること」です。
しかし、当事者から言わせると、寛解って言われても治っていないし、すごくあいまいです。
おそらく精神疾患を持っている方は、「完治」したいのではないかと思います。
霊障がついて、パニック障害やうつなどの精神疾患の症状が出るというのなら、
その霊障を取ってもらわないと一生苦しむことにもなりますし、
実際、パニック障害やうつの本当の原因ははっきりしていないですし、
病院に行って、薬を処方されてもずっと治らず、苦しんでいる人も多くいるわけですし、
パニック障害やうつが霊障がついているという説も納得できます。
もし、精神疾患の原因が霊障だとしたら、霊障をとれば寛解ではなく、完治できるのではないでしょうか。
日本で言われている説を100%否定し、霊障説を100信じるというわけではないですが、フィリピンに行って聞いた霊障説も一理あるなと感じました。
神霊手術に加えて、霊障除去をしてもらう
卵巣がんが見つかったあと、「自覚症状はないか」という話から、パニック障害やうつがあるという話をするきっかけとなり、一部始終話すと、先生は「だからか…」みたいな顔をしていたように思います。
そのあと、神霊手術ではない感じで手をかざして私の体を見て?調べていました。
午後の2回目の治療も終わり、先生から呼び出しをされ、通訳の人を通して、
「霊障を取るのは取った先生や周りの人たちに霊が乗り移る可能性があるから、今は公にはやっていない。しかし、あなたはまだ軽い方なので、霊障を取ることができると思うので、やっていきましょう」と。
先生の午前午後の神霊手術の合間に、話をしたり、お祈りしてもらったり、体を診てもらったり、霊がまたつかないように呪文を教えてもらったりしました。
あらゆる手で霊障除去をしてもらっているせいか、先生や治療の助手をしている先生の娘さんいわく、霊がざわついてる感じ(神霊手術中で集中しなくちゃいけないのに先生の邪魔をしたり、いつも聞こえないはずのものが聞こえたり)があったそうです。
ちなみに私は霊感ないので、先生や先生の娘さんがそんな話をしているのに、一切自覚はありませんでした。
最終日の朝食前に最後の霊障除去をしてもらい霊障除去終了。
先生いわく、「霊障はあなたの体からはとったけど、戻ってくる場合もある。そうするとより強力になって帰ってくるので、とりつかれないように気をつけなければいけない。なんとなく不安になりそうなときや弱っているときは教えた呪文を唱えて」と。
今までにない霊障説、そしてお祈りする習慣もこれまでなかったので、ついていけない感じは少しありましたが、せっかくやってもらったのだから、私もやれることはやろうと思いました。
霊障除去後、すっきり感はある
では、霊障除去後、私の体調はどうなのか。
霊障除去完了後すぐは、「もう完全に取れたよ」と言われた気持ちの問題もかなりあると思いますが、なんとなくなすっきり感はありました。
この神霊手術の旅の間もずっと薬はきちんと飲んでましたし、一緒に行った人たちにも「なんだか表情がよくなった気がする」と言われたりしましたが、正直よくわかりません。
気持ちの問題がかなり大きいすっきり感です。
追記:実は断薬に挑戦中
霊障除去ができたなら、薬をやめないと結果がわからないだろうと思い、危険ですが、リーマス600mgとサインバルタ20mg飲んでいたのを旅の後からやめてみるという人体実験をしています。
この記事を書いている今は旅から帰ってきて約10日経っています。
まず断薬して1週間くらいはずっと頭を締め付けられているような頭痛が続きました。
寝転がっていないとしんどいくらいだったので、それなりにつらかったです。
あと、ほんの少し気持ち悪さはありました。
しかし、1週間を過ぎたあたりから頭痛は楽になってきて、約10日目の今はずっと締め付けるような頭痛はほぼありません。
断薬してから頭痛やほんの少しの気持ち悪さがあったものの、脳?のすっきり感はあるんですよね。
今までの脳にこびりついている嫌な感じがないというか、気持ちの問題が大きいし、影響されまくってるかもしれないですが、何かが取れた感じがします。
私の場合、断薬直後は比較的調子いいのですが、2~3ヶ月後かなり落ちるので、その時期が来るまではなんとも言えないですね。
かなり危険なことをやっていますが、今回ばかりは自己責任。
霊障説が本当なのか、神霊治療でうつやパニック障害が治るのか、私しかできないことを体を張って人体実験していきます。
*フィリピン神霊治療の旅、どんなところでするの?全容はこちらの記事で
→フィリピンでの神霊手術を体験してきた
*興味本位で行っただけなのに、まさかのがん宣告を受けた
→神霊手術でまさかのがん宣告
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