「なぜ学校に行きたくないのに、行くことを強制させられるのだろう?」
「なぜつらいのに我慢してやり続けるのだろう?」
「なぜ多くの人が会社に行って働くことが当たり前だと思っているのだろう?」
「なぜ日本は物質的に豊かなのに、自殺が多いんだろう?」
こんな疑問を持ったことありませんか?
私はパニック障害、うつ状態になってやっとこの疑問を考えるようになりました。
「ない」なら「ない」である意味幸せだと思います。
でも、幸せだけど、「やばい」とも思います。
それは「洗脳に気づいてない」からです。
根源は義務教育から始まっている
日本の学校教育は、
- 毎日の登校時間が決まっている
- 自分の教室が勝手に決まっている
- 30~40人のクラスで集団行動をする
- 自分勝手な行動をすると先生に怒られる
- 周りのことを考えて行動すると褒められる
たった6歳からこんなに「我慢」「集団行動」「他者貢献」をしています。
それが15歳までの9年間続きます。
しかも、脳がまだスポンジのようにいろんなことを吸収していく時期に。
誰が決めたの?こんなルール。
戦後からあまり変わっていない学校教育
今のような教育の体制になったのは、戦後から。
戦後、日本が国力をあげていくために企業を作って、団結して頑張ってここまで経済発展しました。
戦争に負けた国がこんなに発展することはすごいんです。
だから、この時代の教育が、企業のように、集団で団結して行動してということはきちんと意味があったんです。
なので、時代に教育が合っていたんだと思います。
では、今はどうでしょうか。
- 大企業に勤める
- 上司の言うことを聞いていればいい
- 多数派に乗っかればいい
こんな時代でしょうか。
…違いますよね。どんどん変化を求めていく時代になっています。
では、学校教育は?
戦後と大きく変わっていません。
これでは良い教育はできませんし、世界に通用しませんよね。
今の学校教育に不足しているものは「自分の意志」
集団行動が多いと自分の意志はあまり必要なくなります。
むしろ「この場をうまく切り抜けるにはどうしたらいいか」
↓
下手したら「どうしたら怒られないですむか」という思考に発展してしまいます。
↓
そうすると、「自分がどうしたいか」を考える力自体がなくなります。
↓
そして、「先生(上司・リーダー)の言うとおりにします」と言うYESマンの出来上がり。
これ絶対、ここまで昔の体制を放置していた学校教育の負の遺産だと思うんですよね。
では、この状況をなくすにはどうしたらいいか。
子どものうちから、
- 自分がどうしたいかという考えを常に持って言う
- その意志を大人は最後まで聞く
- 命に関わること以外は極力やらせる
これだけな気がします。
つまり、教育とは大人の都合で指図するのではなく、子どもの意見を聞いて見守るのみ。
…とはいうものの、なかなか難しいです。
これから日本はどんな学校教育が理想か
インターネットで勉強して、学校に通わないこともできると思いますが、まだ今の現状では現実的ではない気がします。
そして、時代遅れな集団行動をできる限りなくすには、まずは海外みたいに、「学校に登校する理由は勉強を教わるだけ」というふうにするのがいいと思います。
給食指導も掃除指導も集会指導も休み時間の巡回もなくす。
もちろん部活もなくして外部委託。
こうすれば、先生も本来1番重要な授業に集中することができるし、子どもも先生に監視されすぎなくていいと思います。
なぜ海外に導入されていて、日本で導入されないのか、謎です。
そして、学校教育の仕組みを変えるのは文部科学省。
いつになったら手を打つんですかね。
それよりも教員が独立して、新しい世界を作った方が早いかもしれないです。
私は国が変わるのを待つのではなく、新しいものを創りたいと思い準備しています。
みほさん、とても楽しくブログを読んでいます。私は教職18年目の中学校教員です。私も、教職を辞めたい気持ちをずっともったまま走り続けています。いつ、心が壊れて病気になってしまうか、考えてしまいます。そうなると、回復するのに時間がかかります。それだけは阻止しようと、「仕事はいつでも辞めてもいい。自分の体、健康が一番大切だ」と言い聞かせています。しかし、部活動で休まらない土日、ずっと走り続けています。たまの休みは気力がなくて、布団から出られません。仕事を辞めることはとても勇気が必要です。この18年間、一度も担任から外れたことがありません。部活動も主担当のままです。仕事ができる人には仕事が集中し、万年副担の先生はいつも職員室でのんびり、定時で帰ります。いったい、この差はなんなんでしょうか。あのお地蔵さんのように職員室にのんびりしている人たちは、何なんでしょうか。この先もずっとこの仕事を続けるなんて、想像ができません。大切なのは、この仕事を辞める決断をいつするのか。みほさんのブログを読みながら、いろいろな生き方があり、それを選択するのは自分自身であること、さらに自分の人生への責任は自分であることを痛感します。これからも、たのしくブログを読ませてください。これからも、みほさんを応援しています。
ずっと走り続けていること、大変尊敬します。
本当、ご自身でもおっしゃっていますが健康が一番です。
どうか無理だけはなさらないでください。