「精神科に通っているけど、主治医が何だか合わない」
「病院の主治医なんて誰でもいいでしょ」
って思っているあなた。
精神科・心療内科に関しては主治医はとても大事です。
腕がいいとかではなく、「自分に合っている主治医かどうか」をしっかり見極める必要があります。
私自身、精神科・心療内科に通い始めてから4年。見てもらった医者は5人以上ですので、どれだけ精神科、心療内科に通う人にとって主治医が大事かわかります。
今は自分と合う主治医に出会えて、気持ちも体調も安定しています。
最近の経験も交えて、お話しますね。
うつには主治医が大事だと意識した日
私は病院に行くのは大体1ヶ月に1回。予約は先生と直接話して次の予約をします。
次の診察、病院の受付に行くと、主治医の先生が「休診」のお知らせ。
しかも、この日は診断書を書いてもらわなくちゃいけない予定だったので、私のことを全く知らないお医者さんに診てもらい、診断書を書いてもらいました。
次回の予約は主治医の先生がいる日に再度取ったのですが、その日も主治医の先生は急遽お休み。
その次もしばらくお休み…と3回、主治医ではない先生に診てもらいました。
主治医の先生が今、体調が悪いみたいなのでしょうがないのですが、
私が
- パニック障害になった経緯
- うつ気味になった時のこと
- 再発したこと
- 最近の体調
これらを知らない先生がたった5分ほどの診療で、私の過去のカルテを見て、私がどんな症状があるか把握し、次の薬を出す。
とても不完全燃焼。
主治医なら、
とか話ができるけど、主治医じゃないと私の体調が良くなってきていても、私の以前の体調がどんな感じだったかわからないし、薬の処方も主治医じゃないから、変えられないだろうし、現状を維持するしかないです。
そして、何よりたわいもない雑談ができないというのが大きいです。
主治医のときは言葉のキャッチボールができているけど、主治医じゃないと先生が患者のカルテを把握することに必死でキャッチボールにまでいけずに終わっちゃうんですよ。
さすがに主治医以外の先生に3回診てもらったとき、
と痛感しました。
うつを治すには主治医の役割が大きい
この経験を通して、あなたに言いたいのは「自分に合う主治医を見つけること」です。
私はこの3回主治医がいなかったことで、違う3人の先生に診てもらいました。
その時に
って目を見て言ってくれた先生がいて、この先生は診てもらってもいいかな~って思いました。(上から目線。笑)
反対に、医者として以前に人としてコミュニケーションが取りづらく、視線も合わない先生もいました。
医者もいろいろです(笑)
いろんな先生に診てもらうことで、今の主治医の良さもよくわかりました。
私は病院を2回変えてて、主治医も3人目でやっと落ち着きました。
特に2人目の先生は自分にとって物言いがきつく感じていたので、病院を変えてよかったと思っています。
うつは脳の病気と言われていますが、主治医の先生と合う・合わないという気持ちの問題は他の病気よりも治療に大きな影響を与えるような気がします。
基本、精神科・心療内科は問診なので(心理検査・血液検査もありますが)、自分の状態を主治医にきちんと話せるかどうかで、病名、薬の種類や量も決まります。
ならば、話しやすい主治医の方がきっといい治療ができますよね。
自分に合う主治医に出会えるまでは、どんどん主治医を変えていったらいいです。
あなたにぴったりの主治医が見つかりますように。