こんにちは、みほ@miho1araです。
公立中学校の保健体育の先生を
関東圏で4年間、地元に帰ってきて4年間
合計8年間やっていました。
パニック障害、うつ状態、双極性障害と診断され、
休職となりました。
学校の先生のみなさま、お子様をもつ保護者のみなさま、2018年8月20日のイケハヤさんのVoicy聞きましたか?
私、車の運転中はVoicyを聞くんですけど、
カーナビさんが自動接続してくれるんですね。
そしたら、今日はイケハヤ@IHayatoさんが一番に流れて、
テーマはなんと「不登校は不幸じゃないでしょ、そりゃ。」
学校の教員で休職中ですが、イケハヤさんと同じこと思います。
積極的不登校は、大賛成。#不登校は不幸じゃない でしょ、そりゃ。 – イケハヤhttps://t.co/URPnbT4voD#Voicy— みほ@教員退職→SNSで独立 (@miho1ara) August 20, 2018
で、いつも以上に聞き入ってしまい、結局2回聞くことに。
(最終的にこの記事書いてて5回は聞いた)
勝手にイケハヤさんのVoicyに私がコメントをするという空想のコラボラジオをしてみました笑
しばし、お楽しみください(^ω^)
学校に行く意味とは?
そうです、このグラフを見てください。
内閣府平成26年度版「自殺対策白書」より
そしてこんなツイートも話題になりました。(もう3年経つのか)
もうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) August 26, 2015
学校に行く必要なんてなくない?むしろまだ学校で消耗してるの?って感じ。
学校の勉強って進むの遅いし、たるいですよね。
近所の高校生もYouTubeで勉強してます。
「まだ学校で消耗してるの?」
イケハヤさん風タイトルですね。
私のブログのタイトルにでもしようかしら。笑
確かに学校の勉強は1時間で進むのは、だいたい見開き1ページくらいですね。
クラスにはだいたい30~40人の生徒がいます。
2:6:2の法則に当てはめると、学校は真ん中の6の平均的な子に向けて授業をします。
なので、イケハヤさんみたいな賢い人は授業の内容は見ただけでわかるので、授業を受けてもあまり意味はないです。
そして、下の2割も授業がわからないので、受けても意味ないです。
上の2割は自分でサクサク勉強して、自習するのがいいですし、
下の2割は個別指導受けたほうがいいですよね。
しかし、現実、勝手なことはさせてくれません。
待つか修行のように我慢するのみです。
中学校では数学や英語は少人数制でクラスを半分にして授業をすることが増えました。これでも進む早さはあまり変わりませんね。
少なくとも勉強しに学校行かなくてもいいよね。
家でもできる教材、今ではゴロゴロあるし。友達も今ではネットで作ることできるし。
答えに詰まると大人も多いと思うけど、何のために学校行くの?
・・・確かに勉強するのも友達作るのも学校である必要はないですね。
なぜ学校に行くのか。
これは私の考えですが、
- 義務教育だから
- 学校は行くものだから
っていう思考停止な考え方からくるものだと思います。
そして、先生も学校に来るのが当たり前、来させるのが当たり前という雰囲気があります。
というか誰もそこまで考えてないし、行くのが当たり前だと思っている気がします。
どんな繋がりを形成するかが大事
古い価値観のところにいるメリットないですよね。というか、先生の価値観が古すぎる。
先生も雑務に追われて、新しいもの取り入れる余裕がないんでしょう。
はい、その通りだと思います。
例えばなんですが、
- 集団行動ができないのはダメだ
- 外で遊ばない子は弱い
- テストの点数が低い=頭が悪い
- 点数の高い高校に行くことが良いこと
これらを当たり前とするような価値観。
それと、先生という立場上「自分は1番上だ」みたいなプライド高い人が多く、あんまり違う世界のことは勉強していないですね。
すべての子どもが通わせるところなのに、
教える先生の許容範囲?視野?受け皿?はめちゃ狭いです。
そしてイケハヤさんがおっしゃるように、先生は通常の業務がありすぎて、
勉強する時間がなかなか取れないのは事実です。
新しい価値観を取り入れる余裕も実際にないのだと思います。
思考停止でそのままやって行くほうが早いし、楽ですしね。
残念ながら視野を広げたり、新しい知識を入れる機会がほとんどない、そんな世界です。
結局は学校でなくても、人とどうつながっていくかだと思うんです。
不登校で同世代だけでなく、別の人間関係広げられるし、不登校でもいいと思います。
生徒が不登校だ大変だっていってるのは、40,50代の親と先生くらい。
変わるべきなのはそんな人たちの価値観。
そうです。
「生徒が不登校だ、大変だー!」って教員は絶対いいます。
そして、必ず「学校に来るように支援せよ」「その経過を報告せよ」と上から言われます。
その子が学校に来たいのに、いじめで来られないなら話はわかるんですよ。
でも、フリースクールみたいなところに意欲的に通って、こっちの方が合ってるっていうなら、無理に学校来させる必要ないじゃん。って感じなんですよ。
「学校に来る=生徒にとっての幸せ&学校の使命」学校社会ではこれ当たり前です。
多様な生き方があるってわかったら、不登校で自殺するとかなくなると思います。
「不登校でいいじゃん」っていう姿勢で大人がいれば、全然不幸じゃないですよね。
はい、本当にそう思う人が増えて欲しいです。
ーーーーーーーーーーー以上、コラボラジオ終了ーーーーーーーーーーーーーーーーー
いやー、影響力あるイケハヤ様が私の思いを全部喋ってくれた・・・。
そんな感じです。
なんで私が学校現場にもう戻りたくないかというと、価値観が古い人が多いからなんだなと、今日のVoicyを聞いて再認識しました。
私自身、学校を休職(子どもでいう不登校ですね)して、はじめは休んでしまう自分はダメな人間だって思ってました。
でも、学校の先生でずっと勤めてたら、こんな風に考えることもできなかっただろうし、学校休んだからこそ出会える世界がありました。
多様な生き方を応援する学小中学校、作ってみたいですね。
最後に不登校についてこの本もオススメです。
学校の先生、子どもを持つ親御さん、不登校の価値観アップデートしましょ。