こんにちは、みほ @miho1araです。
8年間、公立中学校の教員をしていましたが、
パニック障害、うつ状態、双極性障害により、
休職しています。
学校の先生として働いているときは、
余裕もなく、日々やることが山のようにある。
やってもやっても減らないそんな毎日。
一番の本業である授業の準備すらできないこの仕事・・・
教師の仕事とは何?
教員は一体どんな力がいるの?
今日は教師として最低限身につけておくべき力を5つ紹介します。
もくじ
①授業力
こんな↓アンケートがあったそうです。
Q.どんな先生が好きですか?
1位はなんだったと思いますか?
おもしろい先生?
休み時間一緒に遊んでくれる先生?
しっかり叱ってくれる先生?
答えは、
授業が分かりやすい先生
だそうです。
そして、きっとあなたも自分の専門の教科で教員採用試験を受け、
教壇に立っているor立つ予定ですよね。
つまり、その教科を教える専門家として、その自治体から採用されています。
授業一番。
しかし
恐ろしい現実として、一番大事な業務でありながら、
一番おろそかになりがちなものです。
教師の一番の仕事は授業。心得ておきましょう。
②集団を把握する力
①の授業力にも関係するのですが、1対1の教科指導や生徒指導は比較的やりやすいです。
人数が増えるごとに、能力の差や個性が多様になり、難しくなります。
この集団をこの方向へ持っていくにはどうしたらいいか。
この集団の場合、どんな指示を出すのがいいか。
集団を扱うのは難しいです。
「2:6:2の法則」「2:8の法則」を聞いたことありますか?
分かりやすく、「2:6:2の法則」でいうと、
どの集団をとっても、「できる2:普通6:できない2」になるという法則。
できる上位2割の集団だけ取り出した集団でも、
「できる2:普通6:できない2」が再び出来上がる。
この法則の中で大事なのは、大部分を占める普通6割。
やり方次第では、できる2にもいくし、できない2にもいく。
どっちにも転がる状態。
よくやっちゃうのはできない2にフォーカス当てちゃうこと。
これでは普通6ができない2の方へ傾きます。
ベストなやり方は
できない2にはこっそり声をかけ、普通6をできる2に引っ張ること。
これが正攻法です。
③臨機応変な場面に対応する力
教育現場ではいろーんなイレギュラーが起こります。
これ全部、実際にあったやつ。笑
許せないものから爆笑してしまうものまでさまざま。
学校で予定通り行く時なんてほとんどない。
1日1回イレギュラーが起こるような場所。
そんなとき一番やったらダメなのが、怒ること。
先生って基本きっちりした人が多いから、ミス系のものは怒りがち。
でも、人間だもの。ミスも起こります。
ことにもよりますが
大したことないのは、ニコニコ笑って、爆笑して乗り越えましょー。
怒りを抑えられない時は、冷静に対処しましょー。
子どもがその反応を見てますよ。
以上です。
まとめです。
①授業力
②集団を把握する力
③臨機応変な場面に対応する力
教師の仕事って本当マルチタスクだから、
いろんな能力が必要ですが、
とりあえず、この3つの力を意識すれば大丈夫。
そして、現場でしか鍛えられないというのが、教師の仕事のミソですな。