こんにちはー、みほです。
公立中学校の保健体育の教員をしていましたが、パニック障害やうつで休職し、休職中に「あれ?学校ってなんかおかしくないか?」と気づいてしまい、
Twitterやブログでいろいろ発信していたところ、教育委員会にバレ、
「Twitter、ブログ辞めて、教員続けるか」
「教員辞めて、発信続けるか」
の選択を迫られ、「教員辞めて発信を続ける」をなぜか選んだしまった元アホ教員です。
今日はそんな私がなぜブログなのか、私がブログを始めた理由を今日はお話ししたいと思います。
もくじ
ブログとの出会いは教員で同じ思いしている人を探したこと
まずはブログとは縁の遠い、教員だった私とブログの出会いをお話ししたいと思います。
病気休暇を取る直前、いろいろストレスがたまっていたのにも関わらず、身近な人たちに話すのが苦手で
「なんでこんな辛いんだろう」
「自分だけなのか?」
「全国の教員で同じ思いしている人はいないのか」
とモンモンとしていました。
しかし、同じ職場の人たちはみんなそれなりにこなしているように見える。
ならば「ネットの世界で探してみよう!」と思い、おそらくググったような記憶があります。
そう、きちんと覚えていないw
なんてワードを検索したか忘れましたが、きっとネガティブなことばですw
「教員 つらい」とかそんな感じでしょう。
そうしたら、とある高校の先生のブログにたどり着きました。
その先生は一度休職を経験されていて、復帰した後みたいな感じでした。
休職する前の記事や復帰後のしんどい記事などを読むと共感できることがいくつもありました。
その日はずっとそのブログをむさぼるように読みました。
それまで人のブログを読むといった経験がなかったので、この時はじめて「ブログ」というものを認識したように思います。
これが私のブログとの出会いです。
そして、教員の私がブログを読むだけでなく、自ら始めた理由についてお話しします。
教員の私がブログを始めた4つの理由
①ゆっくり文字で自分の思いを言葉にできる
私は教員だったにも関わらず、しゃべるのが得意ではなく、どちらかというと言いたいことを言わずに溜め込むタイプでした。
教員なのに、しゃべるの苦手で、言いたいことの半分も言えないまま会話が終わることもしょっちゅうでした。
言いたいことが言えない、そして、言いたいことを言えるときもちゃんと伝わらないという感じなので、今思えば過去の自分は相当ストレスためていたと思います。
そして、言わずにため込んでおくと、自分がどう思っているのか、どう感じているのかも何がなんだか分からなくなってくるのです。
さすがに「これではダメだ」と思い、
と思いました。
そこで実際に文字を書くのはしんどいので
と考え、
とひらめき、ブログを立ち上げることにしました。
自分もその高校の先生と同じようにはじめは無料の「はてなブログ」で始めました。
今振り返ると、このときは発信というスタイルではなく、あくまで「自分の思いをゆっくり整理する、自分の思いをただ書く」だけのブログでした。
そこで、あわよくば誰かが私のブログを発見して、私がその高校の先生のブログを見入ったときと同じように、私のブログを見て誰か共感するのだろうかと少し期待もして始めました。
始めた時はもちろんWordPressとか知りませんでしたし、ブログでお金が発生するなんて知ってるはずもありませんでした。
②長い目で見て、自分の資産になる
2017年冬から春にかけて、学校を休んで少し回復してきたときに、さらにいろいろググりました。
そのとき「ブログって芸能人やスポーツ選手、社長、一般人、いろんな人がやってるんだ」と知りました。
とりあえず他のメインの仕事をやっていて、プラスアルファでブログという自分メディアを持っている感じ。
で、さらにググると、
- ブログでお金が発生する
- ブログが資産になる
ということを知ってしまいました。
と思い、私のブログ熱は上がりました。
記事数=資産になり、見てくれる人が多いと、それは将来お金を生み出す可能性があります。
これは次の見出しでちょいと詳しく書きますね。
とりあえず、ブログの記事が資産になるということを知ったんですよ。
このときもまだ発信ということは意識せずに日記みたいな感じでやっていました。
すると、多くの人に見てもらったほうがいいなと思ったので、はてなブログだけではなく、他の無料ブログでも同じ記事を投稿してとにかくいろんな場所で公開しました。
アクセスが1あるだけでも嬉しく、さらにアクセスが増える過程を見るのがとても嬉しかったです。
無料ブログだとそのサイトが万が一なくなった時に今まで投稿した記事がなくなります。
そうすると、それまでに作り上げてきた記事(資産)が消えてしまうので、それを防ぐためにも自分のメディアとしてこのときWordPressを開設しました。
③副業禁止の公務員には最適
上の内容の続きでもありますが、ブログは資産になります。
資産というのは「お金を生むもの」つまり「記事」です。
その「記事」がお金を生み出します。
いろんなやり方がありますが、ブログで収益を出すには主にこの2つ
- Googleアドセンス(広告をブログに貼り付ける)
- アフィリエイト(紹介の報酬)
です。
なので、ブログを書いていれば勝手に収益が生まれるわけではありません。
逆に言えば、これらを仕組まないとお金は発生しません。
公務員は副業が禁止されています。
しかし、ブログはお金を発生させずに「記事」という「資産」を作りこめます。
内容にもよりますが、いざ収益を発生させようと考えたときにすぐに始めることができます。
今は単なるブログだけど、いざ収益化しようと思ったらすぐできるって、副業として最高じゃないですか?(笑)
Googleアドセンスに申し込まずに、アフィリエイトも貼らずにやっていけば、ただのブログですから副業ではないですよね。
記事数増やして、読者増やしておけば、めちゃくちゃいいスタートきれるはずです。
こういった意味でブログは副業禁止の公務員にはオススメな副業ですね。
④機械的な情報ではなく、体験談にこそ価値がある
これは個人差があるかもしれないんですが、検索したときに薄っぺらい一般的な情報でてくるときありません?
あ、パニック障害の情報調べた時そんなことあったなぁ。
病院のサイトかな?どこのサイトも同じようなこと書いてあって、当事者の体験談が見たかったのに、どうもしっくりこないものが多かったよ。
そうです。
一般的な情報を知るなら○ィキペディアで十分。
個人の体験談が読みたいって思ったんですよね。
そういう意味で個人の日記的な記事、体験談もある意味需要があるのかなと思います。
うつ病になって苦しかった時に、
僕のことを救ってくれたのは、
精神科のサイトでもなく、
厚生労働省のサイトでもなかった。
実際にうつ病を経験した人のブログ。
文章には人を救う力があるんだと実感した。
「言葉」
の力はスゴい。
— 花ぽん@うつ水際救助ブロガー (@utsuhanapon) August 6, 2018
↑Twitterでも過去にこんな投稿がありました。
経験したことない人が上っ面で書く記事よりも、実際の体験者が書く記事。
どちらが説得力ありますか?
個人的な意見ですが、私は明らか後者の情報を求めています。
「私なんて大した経験していない…」と思っても、それは誰かにとってはすごくほしい情報だったりします。
私の場合、教員時代の「パニック障害」や「うつ」の経験の体験談はそのまま日記のような記事で残しています。
過去の自分がこのような体験談を求めていたので、そのまま残してあります。
最後に「動画の時代になってもブログはブログで続ける」
こうやって振り返るとはじめは単なる自分自身の思考整理のために始めたブログです。
そして今になっても、その要素は大きいです。
文字にすることで自分の脳みそ整理整頓されます。
で、筆が進まない時はごちゃごちゃしてるんだなって理解できます(笑)
たまたま思考整理したいタイミングと共感を求めてググったタイミングが一致して私はブログとの出会っています。
途中更新しなかった期間も半年ほどありますが、2年以上続いていますし、
ブログを消そうとも考えたことありますが、資産といいますか、今までの自分の記録みたいなもんだから簡単に消せないんですよね。
時代は5GになってYouTubeや動画の時代になると言われていますが、ブログ、文字、テキストならではのいいところもいっぱいあります。
書籍が電子化していっているとはいえ、紙の本がなくならないのと似ていて、文字は文字の需要があるのかなと思います。
というか、Twitterとブログで言いたいこと言うために教員辞めるくらいですから、簡単にこの2つはやめられません(笑)
- ゆっくり自分の考えを整理したい人
- 文字にするのが好きな人
ブログはいいですよ。オススメです。
以上、「教員だった私がブログを始めた理由」でした。
*今の仕事を辞めてまで、発信を選ぶのは相当な魅力があったからです
→教員辞めて発信を選んだ理由
*「私なんて…」ではなく、あなたの思っていることを発信する意義はある
→教員がSNSやブログで発信する意義