校庭80周問題、あほ?

一応、元中学校保健体育教師のみほです。

 

このニュース、話題になりましたね。

 

なになに。

ソフトテニスで、サーブミスがひどくて

校庭何周走るんだって聞いて、

思ったより少ない周数言われて、

30度越えの中、18km走らそうとした?

 

 

いやーまじでアホですか。

 

 

同じ職業をしている身として、ほんとこんなことやめてほしいんですけど。

 

 

てか、昔の指導っぽくて、

どこのオヤジかと思ったら、

31歳と同い年ではないですか。

 

 

確かに、私らくらいの年齢の人は

学生の頃、こんな指導されてたかも。

 

 

でもね、もうそんな時代じゃないんですよ。

てか、時代に関わらず、そんな指導なんの意味もないんですよ。

 

 

自分が受けたこんなアホな指導やってるなんて、

「思考停止」「自己満」も甚だしい。

 

本当この通りです。

 

 

どんな思いでソフトテニス部に入ったかわからないけど、

少なくとも自分の学校で一番興味のあるスポーツだったんだと思う。

 

この事件で

ソフトテニスが嫌いになるし、

スポーツすら嫌いになるかもね。

 

 

 

私が体育教員として言いたいこと。

 

 

ソフトテニスでサーブミスがひどくて、

罰で走らせても、サーブミスは減りません。

サーブを入れるには、経験しかありません。

 

 

ただのサーブ練習だけでなく、

緊張する場面、試合を想定した場面で、

数をこなせば入る確率は上がります。

 

 

 

もう一度言います。

 

 

罰で走らせても、

上手くなりません。

我慢強さも身につきません。

 

 

残るのは、

顧問への憎しみ、

怪我、体へのリスク。

 

 

あと、顧問には逆らえないこの日本の風習。

なんとかならんのか。

 

 

この感じ、この生徒は顧問の言った通り18km走るつもりだったんだよね。

「先生、サーブの確率と18km走ることは関係あるんですか」

と意見できる先生、生徒の関係ができたらいいな。

 

そうやって強くなっていくのが理想。

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