こんにちは、みほです。
中学校の保健体育の教員をやっていましたが、パニック障害・うつ状態になり、2年間の休職を経て、2019年12月末に退職をしました。
さて、なんだかんだ言って、学校に行かなくなってから3年、そして、退職してから1年が経ちました。
私は中3の担任の秋に、休職に入っています。
今、ちょうどその担任していた子たちは高校卒業を目の前にしています。
「今頃あの子たちは…」と考えることもありますが、今の気持ちはというと、
と他人事と言いますか、
と思うくらいです。
ということで、今日は「教員を退職して、1年経って思うこと」を書いていこうと思います。
月日が経つのは早い
冒頭にも書きましたが、学校というものに行かなくなってから、早3年。
大学を卒業してから、すぐに教員になっているので、ずーっと「学校」にいたんですよね。
学校という世界がやっと別世界、別次元のものだと感じるようになりました。
しかし、やっぱ「人との出会い」というものは脳裏に残っているわけで、「あの子たちはもう高校卒業かー」とか「1番はじめに担任持った子たちはもう大学も卒業するじゃないか!」
なんて思うことも実は多いです。
「教員として」というよりは「人との出会い」としてそう思います。
やはり、中3担任の秋という超絶大切な時期に休むことになって、たくさんの人に迷惑をかけたので、(でも、休んだことに関しては正解だと今でも思ってる)その頃に関わっていた先生たちや子どもと会うのはすごく気が引けます。
しかし、いつかばったり会ったときに堂々と会える人間になっていたいなぁと思います。
傷病手当金が終わって入るお金は少なくなったけど、心は安定している
教員を辞めて、どうしているかというと、本当ボーッと生きています。
今でも「どこかに働きにいきたい」とは全然思わず、「働きに行くことへの不安」がかなりあります。
働きに行くよりも、ゆっくり過ごして傷病手当金をもらった方がコスパが良いということで、療養していました。
しかし、その傷病手当金も2019年10月末で終了いたしました。
教員を現役でやってた頃の手取り金額くらいもらえる傷病手当金は本当、公務員さまさまです。(そこから、国民健康保険税とか払って実際は6割程度)
ということで2019年11月からは夫の扶養に入り(傷病手当金もらっている間は扶養に入れないのです)、一気に専業主婦的な気持ちになったのと同時に、もう傷病手当金がないので、身分は完全に公務員からおさらばで、扶養範囲内でいろいろできるなと、心理的な解放がありました。
入ってくるお金はかなり減って不安は少しありますが、それよりもしがらみがとれて、心が安定している感はあります。
しかも、扶養に入れば無税ですから、毎月払っていたお金(4万くらい)も払わなくていいので、扶養最高だなと思ってます。
やはり健康第一で、生きることを優先したい
先ほども書きましたが、3年も休んで、いまだに労働意欲がわきません(笑)
労働意欲と少し語弊があるかもですが、「誰かに縛られたくない」という感じですね。
自分の都合でいろいろ決めたいし、「融通きくなら働いてもいいよ」という、かなりわがままになりました(笑)
でも、そのスタイルが譲れないせいか、そんな感じで生きていけそうな状態になってきているんですよね。
誰かが言ってましたけど、「まずは自分の生き方を決めて、それに合う働き方をする」ことが大事。
優先は「生きること」なんですよね。
しかも、この前気づいたのは「生きること」で1日終わってしまって、仕事する時間がとれない説(笑)
朝起きて
ゆっくりコーヒー飲んで
散歩いって
昼ごはん軽く食べて
昼寝して
サウナいって
夜ごはん自炊して
片付けして……あれ?もう寝る時間
働く時間なくない?まずは「生きること」「暮らすこと」
— みほ@教員退職→挑戦中 (@miho1ara) January 28, 2020
今の私はストレスで眠れないということもないし、時間がなくてイライラすることもないし、運動する時間も確保できているし、体にいいものを作って食べる余裕があります。
と日々感じれています。
辞めて後悔はあるのか
ここまで書いて、教員を辞めた後悔があるかどうかはいうまでもないですよね(笑)
なんだかんだ辞めてから一度も教員を辞めたことを後悔していないです。
もちろん、その時に関わっていた人たちには中途半端な時期に休んでしまって申し訳ない気持ちはあります。
しかし、自分の命は自分でしか守れません。
あの時休まなかったら、完全にぶっ壊れていただろうなと思うので、休職して、退職してよかったなぁと思います。
たまにTwitterで「教員を復帰すること考えていますか?」と聞かれますが、正直考えられません(笑)
それくらい今の自分の中では教員の仕事はありえないです。(教員は必要で崇高な職業だとは思います。)
もちろん教員になったことも後悔していないですし、教員になったからこそ、「自分が生きる」ということに気づけたので、教員を経験できてよかったなぁ〜とは思ってます。
教員を退職して1年。思うことはこんな感じです。
さて、これからも楽しみですな!
それでは!
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▼仕事を休みたい?それは休んだ方がいいよ
今、辛いです。
教員をしています。
新しい人を受け入れる気持ちのある人、ない人。
人に優しくできる人、できない人。
色んな人がいるとは思うのですが…
できないことをさせられることが心の負担にもなっています。
私はプライドが高いので、できないと言うことに抵抗があります。
そんなプライド捨ててしまえば楽になるんだろうけど、
そう簡単にはいきません。
相手を変える前に自分が変わらないといけないのですが。
なんだか乱文で申し訳ないです。
ただただ、明日学校に行くことが辛くて仕方ないです。
自分にプライドがあって、できないということに抵抗があるということをきちんとご自身で理解している、ここに表現してくれる。
それができる人は少ないと思います。素敵です。
今、いかがお過ごしですか?