私は、中学校の教員をパニック障害とうつで休職し、休職中に学校教育に対して疑問を持ち始め、学校に復帰することなく、退職をしました。
学校教育に疑問を持ったことを機に、学校教育に合わない子の居場所づくりをしたいと思い、現在ゆるっと活動しています。
ざっくりこれまでのストーリーと、これからの構想(妄想?)を書いておきます。
- 「グッバイ公務員」イベントで教育にもう一度挑戦したいと思う
- 自分ができるのは「学校以外の居場所」づくりだとひらめく
- 小幡和輝さんの著書「学校は行かなくてもいい」を読み、これだ!と思う
- ハートキーパーの会まどさんに相談したらまどさんはすでに小幡和輝さんと繋がっていて、イベント開催をしていた
- 今年は小幡和輝さん主催のイベント「不登校は不幸じゃない」イベントを小松市で私が主催することになる
- 県庁所在地、金沢市の不登校事情を知る
- 地元小松市の不登校事情を知る ←イマココ
- 地元小松市にイベントを周知する、巻き込む、仲間を作る
- 「不登校は不幸じゃないイベント」小松市開催、実現!
というふうな構想を練っております。
では前回からの振り返り。
以前、友人でもある一般社団法人ハートキーパーの会のまどさんと金沢市元町福祉健康センターに訪問し、金沢市の不登校、引きこもり事情などを主に聞くことができました。
元町健康福祉センターで保健師Kさんのお話を聞いて、石川県の県庁所在地、金沢市には不登校や引きこもりを受け入れる場所がたくさんあることを知りました。
そこで、私が高校まで育ち、教員人生を締めくくった地元小松市で私は居場所を作りたいので、保健師Kさんのご紹介の元、小松市にある南加賀保健福祉センターさまに繋いでいただきました。
今回、南加賀保健福祉センターへ訪れた目的は「小松市の不登校や引きこもりの実態を知る」です。
それではレッツゴー!
もくじ
当事者目線で考えて、私ができることを考える
はい、こちらに行ってきましたー。
今回訪問した目的である「小松市の不登校や引きこもりの実態を知る」ですが、結論を言うと、まだ「わからない」です。
何かと言うと、金沢市元町健康福祉センターで話を聞いた時もでしたが、不登校、引きこもりの当事者の年齢によって行政の担当する部署が違うんですね。
保健福祉センターへ行ってきました!
行政の部署って複雑だなぁと改めて実感…
相談者の年齢が
・18歳未満だと地域支援課
・18歳以上だと健康推進課むむむ。
— みほ@教員退職→SNSで独立 (@miho1ara) May 21, 2019
18歳未満のある子が不登校で引きこもりになった時は、地域支援課が担当するけど、18歳になってしまったら健康福祉課が担当するということ。
18歳以上だと不登校っていう概念もなくなりますしね。
もちろん行政が悪いわけではなく、行政も分担しないとやっていけないです。
ただ自分が当事者だった場合、きちんと引き継いでくれるかなーとか心配になるかもしれません。
そういった障壁をスムーズに繋げられるように、ハートキーパーの会さんなどがあるんだなぁと改めて感じました。
行政は行政で、法律に基づいてしなくちゃいけないことがありますし、もどかしい障壁は外の組織がなんとかするしかないなぁと思いました。
小松市、南加賀付近の団体をピックアップする必要ありと感じた
…ということで、今回は残念ながら不登校事情の情報は得られなかったのですが、小松市の管轄が石川県であり、行政の事情で細かく区分されているということが分かったこと自体が収穫です。
金沢市は県庁所在地だけあってかわからないですが、フリースクールや居場所などが20団体くらいありますが、小松市ははっきりしていないけど、少なそうだという感覚がつかめました。
小松市付近の不登校の子などの居場所を設けているところを探すには、実際に不登校の子が通う教室に直接連絡するしかなさそうです。
次は「ふれあい教室」、「やすらぎ小松教室」へ訪問する計画
ということで、小松市は自分の足で一つずつ開拓していきます。
不登校になった時に学校からまず紹介されるところがありまして、小松市では小、中学生にはふれあい教室、高校生にはやすらぎ小松教室という場所があります。
これらは学校に行きにくかったり、合わない子が訪れる場所となっています。
なので、直接こちらに足を運びたいと考えています。
恥ずかしいことですが、私自身、教員時代に自分のクラスにふれあい教室に通っている子がいたにも関わらず、一度もいったことがない場所であります。
当時は時間がないとか言い訳してたんです。
なので、本当は教員時代から知っていた場所なのに、今更という気持ちで申し訳ないですが、今回いいご縁ができたら、そして、あの時できなかったことを何かできたらと思っています。
まずは不登校は不幸じゃないイベントに向けて情報取集、仲間集め、イベント周知をやっていきます
今、自分で居場所を作りたいと思っていますが、まずは
ってことを知ってもらう必要があります。
なので、まずは小幡和輝さんの「不登校は不幸じゃない」イベントを小松市で開催しようと思います。
これです↓
2019年8月18日に今年も #不登校は不幸じゃない を全国一斉開催します!
まだ未開催の都道府県があったり、そもそも目標の100箇所に届いてないので、不登校の経験者や保護者はぜひ積極的に開催の立候補お願いします!
みんなでムーブメント作っていきましょう!https://t.co/ABUooJMIB3
— 小幡和輝@元祖不登校YouTuber (@nagomiobata) May 19, 2019
昨年から始まり、まどさんが昨年金沢で開催しているので、手伝ってもらいながら、今仲間探しもやっています。
イベントが2019年8月18日ですので、それまでにイベント周知してほしいなって思ってたところ、
小幡さんが和歌山県の全学校に小幡さんの著書「学校は行かなくてもいい」を配ったというツイートを見ました。これ↓
著書 #学校は行かなくてもいい を和歌山県すべての学校に寄贈しました!
長期休みあけは不登校が増えると言われています。ゴールデンウィークあけに僕の著書が和歌山県のすべての学校に届きます!(ちなみに全部自腹!全部にサインを書きました。)
動画の全編はこちらhttps://t.co/5ic8BRbWvA pic.twitter.com/ScMGqhTTsJ
— 小幡和輝@元祖不登校YouTuber (@nagomiobata) May 2, 2019
小幡和輝さんが和歌山県の全学校に配るというツイートから、私も手が勝手に動いて、
市内の中学校だけなら10校なんで、やろうかな。 https://t.co/7U5UYjtaUr
— みほ@教員退職→SNSで独立 (@miho1ara) May 3, 2019
行動しないと始まらないなと思ったので、勢いとノリで20冊買っちゃったので、市内中学校中心に配って、イベント周知できたらいいなと考えています。
我ながら思い切ったな(笑)
てなわけで、手探りでやるしかないけど、ちょっとでも結果残せられるようにやっていきます。
今後も報告していきます。
今回は以上です。
*私が教育にもう一度挑戦しようと思ったきっかけのハルさんの著書「グッバイ公務員」のレビュー記事
→働くすべての人に読んでほしい「グッバイ公務員」
*私のターニングポイント「グッバイ公務員」イベントの感想
→学校教育の批判じゃなくて共存を目指す~グッバイ公務員イベントにて~
*小幡和輝さんの学校や教育に関する考え方に共感できる。ぜひ読んでほしい。
→『学校は行かなくてもいい』レビュー!学校に行かない選択肢が認められてほしい