こんなことがありませんか?
なんとなく、少し体の調子が悪いから、すぐに病院に行くという人ってそんなにいないと個人的には思います。
まずは睡眠をたくさんとったり、自分でできることをしたり、今ではインターネットもありますので、自分の症状を検索にかけて調べる人が多いのではないかと思います。
私もよく体調が悪いと検索するのですが、最近よく「それはうつかも…」と出てきます。
まぁ、もちろんうつ状態で病んだときがありますので、ごもっともですが、
数年前に比べるとすぐに「あなたはうつの傾向があるかも…」って出てくることが増えたような気がします。
それで心配になって早いうちに病院に行くのも一つの手ですが、今回は「食べてうつぬけ」という本をオススメします。
- 病院に行くほどではない気がするけど、体調が悪い
- 病院に行って薬を飲むのに抵抗がある
- 病院に行かずに、家でできることで何かいい方法はないかな
と思う人にはヒントになることがたくさん書いてある本だと思います。
この「食べてうつぬけ」は、薬をやめて食事療法を推奨するという本ではなく、食事改善にも目を向けてみようという本です。
私自身も今は抗うつ薬をやめることに挑戦していますが、ちょっと調子が悪い時にこの本は今後めちゃくちゃ役に立ちそうだなと思いました。
特にうつ持ち、うつっぽい方には新しい視点をくれる本なので、ぜひ一度読んでみてほしいです。
今回の記事は、うつ持ち(今はやや回復傾向)の私が「食べてうつぬけ」を読んで、タメになったこと、感想をお伝えします。
もくじ
食事改善でうつがよくなるかも?
この本を読むと、
体調がおかしい、気持ちが滅入る
↓
きっとうつだ
↓
精神科、心療内科へ
という道のりの前に、食事改善してみてはいかが?と思わせてくれます。
うつっぽい症状でも、うつじゃなくて、単純に栄養不足であったり、体に必要でないものを取りすぎていたり、吸収が悪くなっていたりということが考えられます。
まず、普段の食事を見直してみようよ!というのがこの本の趣旨です。
特に、普段バランスの悪い食事をしていると自覚のある人は、病院に行く前に食事を見直すだけでかなり改善するかもしれないということです。
毎日3回の食事、これをちょっと気をつけるだけで、体調が良くなる可能性があるなら、やってみて損はないなぁと個人的には思います。
東洋医学的な考え方を学べる
日本で病院に行くとなると、だいたい西洋医学の治療を受けることになります。
西洋医学とは、「原因を究明してやっつけるもの」であり、多くは症状が出てから治療するというような症状に対して治療するというもの。
例えば、熱が出たら、熱を下げる薬を出すというようなものです。
それに対して、東洋医学とは、「自己治癒力を高めて治す」というものであり、人間はもともと自然治癒力を持っているので、その免疫力を高めるという考え方。
例えば、熱が出たら、それは体が体温をあげて、菌を殺そうとしている、という考え方です。
東洋医学では漢方薬が処方されることが多く、これらは自己治癒力を高める手助けをするもので、西洋医学の症状そのものを抑える薬とは違います。
この「食べてうつぬけ」では東洋医学についてのことが結構多く書かれています。
私たちは基本的には西洋医学の中にいるので、自ら勉強しないと、東洋医学にはなかなか触れることができません。
なので、食事だけではなく、東洋医学の考え方、超基本を学ぶにも、この本は役に立つと思います。
また、薬をあまり飲みたくないと考える方にはこの本に書いてある栄養のことや東洋医学的な考え方はものすごく勉強になるのでオススメです。
事例が豊富なので、自分にあてはまるものがあるかも
この本にはいろんな症状の事例が紹介されています。
- うつ傾向
- パーソナリティ障害
- パニック障害
- 幻覚妄想状態
- 大人のADHD疑い
- 産後うつ
- 子供の発達障害
- 気分変調症
と診断された人が食事改善によって、体調が改善したという事例を漫画で紹介しているので、不調が続いていたり、上記のような診断をされている方、可能性のありそうな方はぜひ手にとってみてください。
今の不調が食事で改善するかもしれない、しかも毎日口にする食事で変えられるなら、やってみる価値は大ありだと思います。
そして、面白いのが、この事例の方たちほとんどの方がどんどん痩せていっていること。
単純に炭水化物を控えめにする食事だからということもありますが、きっと栄養素的にも足りないところを補えているので、痩せていくのだと思います。
この本を見て、食事改善をして、不調が改善し、しかも痩せてスッキリするのは、ありがたいですね。
特に、抗うつ薬飲んでいる人は体験していると思うのですが、太りやすくなりません?
それがスッキリするのはとても嬉しいことです。
「食べてうつぬけ」Twitterでのレビュー
奥平智之先生の著書『食べてうつぬけ 〜鉄欠乏女子=テケジョを救え!〜』が手元に届きました♡疲れやすい、朝起きられない、鬱などの精神疾患、目眩や立ちくらみ、胃腸が弱い、敏感肌、アトピー、摂食障害、不妊症、更年期障害、お子様の発達障害…鉄欠乏があると症状が出やすくなることがあります。 pic.twitter.com/TJndG3jRmo
— 林 佳奈 管理栄養士 (@kireinokakera6) November 10, 2017
うつ消しごはんの中身を見に本屋に行ってみたけど、個人的にはそれより食べてうつぬけって本の方が読みやすくてこっちがほしいな笑
さらっとしか見てないけど内容的には近くて、違いは活字オンリーかイラスト図解が入ってるかみたいな、私はイラスト入ってる方が頭に入りやすいからなー— るなるな☪️ (@polka_dot_d) April 19, 2019
「食べてうつぬけ〜鉄欠乏女子を救え〜」
診療室においたところ、患者さんから「うちの子まさにこれ!」「私のことかと思った」「この本はどこで買えますか」といった反響が続いたので、各部屋で付き添いの方が読めるように追加購入しました。
鉄欠乏を解消すると心も体も歯茎も元気になります!(ゆ) pic.twitter.com/qPQksT7rQB— ダイセー歯科クリニック (@daiseshika) November 17, 2017
栄養をきちんと摂る事で、精神病等のココロの不調を治そうと言う本を買いました!
凄く分かりやすくて勉強になりました!
そして私は、肉・魚・油をあまり取っていなかった事に気付き反省(>_<)
しばらくはサプリメントも併用して、身体を整えます∠( ˙-˙ )/#食べてうつぬけ pic.twitter.com/DGKmOTPcRF— りえぞう(とっとこハムじろう) (@SmallLadyI) May 15, 2018
https://twitter.com/jbiSwqGtRe6KNdN/status/1079357484983189504
ココロの不調を食べ物から改善しよう、というこの本。栄養素について丁寧に書かれていて、しかもわかりやすくてスイスイ読めちゃいます。
ここにも羊肉登場~(人´∀`*)
鉄、亜鉛、ビタミンB群などがココロの不調にばっちりですってよ奥様!#テケジョ #ラム肉 #おすすめ本 #食べてうつぬけ pic.twitter.com/vB8qDZv9cE— 羊齧協会 (@Hitsujikajiri) April 28, 2018
心や体は、飲み食いしたものにもけっこう影響されている。メンタル病む方は特に。
食べてうつぬけ という本を読むとよくわかります。
普通の病院でも、このような見方を取り入れるようになれば、医療費削減出来るよなぁ、とか自殺とか減るよなぁと思っています。https://t.co/A84P3jML8H— Kumin (@tanu1935) December 7, 2017
「食べてうつぬけ」はレシピ本、医学本どちらとしても使える
最後に、「食べてうつぬけ」はマンガで分かりやすい、読みやすいです。
上にも書いたように、事例もたくさん載っていますので、家で1冊保管し、レシピ本にも使えますし、家庭の医学本の代わりにもなると思います。
ぜひ、一度手にとってみてください。
*私が東洋医学に興味を持ったきっかけ、フィリピンの旅。なかなか不可解な世界ですが、興味のある人はどうぞ。
→霊障除去でうつやパニック障害が治るのか
*体験談ですが、私は薬を飲むことでうつが悪化した気がします。
→心療内科の薬でうつが悪化した?私が休職になった理由③