遅刻の時間には厳しいのに、残業の時間がゆるい日本

 

男の子
学校の先生ってさ、授業の始まりの時間には生徒に厳しいくせに、終わりは自分の都合で休み時間になっても授業続けるよね

こんな経験ありませんか?

 

私も思ったことはありますし、中学校教員やっていた時は気をつけていたことでした。

でもね、教員の立場から言わせてもらうとね、「ここまでは終わらせたい!」っていう気持ちがあったり、ついついしゃべりたくなるのよね(笑)

これは単なる教員のエゴで、生徒の気持ち一切考えてないので、ダメですね。

 

私自身も、大人になってセミナーとか講演会に行く機会でも、終了の時間すぎているのに、気にもせず話す人はイヤですね。

その時点から聞く気なくします、イライラします(笑)

 

そして、ある日、お風呂に入っている時にこんなこと思ったんですね。

https://twitter.com/miho1ara/status/1120309952088686592

普段は定時の意識がほとんどない私を含めた学校の先生。

その日が、学校全体の飲み会だと、みんな放課後の仕事ペースが全然違います

 

「朝練も放課後も土日もほとんど部活休みじゃないあの部活が休みなの!?」とか

いつもはダラダラしゃべりながら仕事している先生が無言で仕事していたりとか。

今思えば、滑稽です(笑)

 

みほ
教員は給特法で残業代出ないんだから、それくらい毎日必死で働けばいいのに。

って今では思います。

関連記事→教員のブラック労働の根源「給特法」とは

 

始まりには厳しいのに、終わりはゆるい日本の文化

始まりは厳しいのに、終わりがゆるい文化ってたくさんあるんですね。

学校では、上に書いたように

  • 授業の始まりと終わり
  • 先生の残業

など。あと、時間のくくりではないですが、

  • 日本の学校って入学は厳しいけど、卒業が楽

とも言いますよね。

 

学校がこんな感じだから、学校教育で育っている人全般が始まり厳しく、終わりゆるくなるので、社会に出ても

  • 遅刻には厳しいけど、終業時間はゆるい(働き方改革で変化はあったかもだけど)
  • 入社するには試験があるけど、退職するには書類を出すだけ(笑)

など。

 

アメリカだと学校に入学するよりも卒業する方が難しいというし、始まり厳しく、終わりがゆるいのは日本独自なのかな?と思います。

 

終わりが守れないなら、次の始まりを守る

今、残業を少なくしようっていう取り組みが増えていて、終わりも意識されるようにはなりましたが、それでもまだまだ、始まりより終わりの方がゆるいのが実態かなと思います。

それで、終わりがゆるいならこうしたらどうかなと思いました。

https://twitter.com/miho1ara/status/1120310642332712960

終わりを意識しにくいのであれば、次の始まりを意識する。

学校教育で、始まりを意識するのが得意な教育を、多くの人が受けているので、次の始まりを意識すれば、自然と終わりにできる論。

 

学校の先生からしたら、授業に重きが置かれているから、「授業の終わり=休み時間の始まり」の意識が薄い人が多いと思います。

だから、授業が伸びちゃう先生は、生徒のためにも「休み時間の始まり」を意識しましょう。

 

で、学校の先生は仕事ばっかりしてないで、「定時=自分の時間の始まり」なので、自分のやりたいことを意識しましょう。

きっと私を含めお尻に火がつかないとできない人が多いので、終わりは時間を意識せず、時間関係なく、その「やること」が終わったら終わりと考えている人が多い気がします。

 

終わりを意識することができないなら工夫をする、終了できる仕組みを自分で作る。

次の始まりを意識すると、なんとなくやっていたことをきちんと終わらせられます。

ぜひ、やってみてください。

 

 

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