そんなことを感じたことありませんか?
人間関係がうまくいかない場合、自分を責めたり、相手の悪口を言いたくなったりすると思います。
でも、自分を責めることも相手の悪口をいうこともいいことではないような気もします。
また、今まで当たり前のように行っていた集まりや所属していたコミュニティになんとなく違和感を感じてくるようになることもあると思います。
そんな時、所属する場所が多いほど、どこかで何かがあった時、心の支えになるということ。
「所属するコミュニティを増やそう」
ちょっと前からよく耳にしていました。
しかし、私自身なんとなく「そうだなぁ」と思ってはいましたが、
最近、自分自身にも当てはまることが多かったので、
- 所属するコミュニティを増やすことのメリット
- 依存を増やすことの意味
を書いてみようと思います。
視野が広がる
なんといっても1つより2つ、2つより3つのつながり、コミュニティがあれば、その分の情報は増えます。
例えば、「生徒のためにスーパーな教員になりたい!」と思ったとしたら、勤務している学校の業務だけではなくて、
- 違う学校で勤務している同期と飲みにいったり
- はたまた全然学校とは関係のない人とご飯を食べたり
- 自分の趣味を充実させたり
ということをすると思います。(ブラックにならない程度にね)
勤務している学校のことだけやっても、先生はできます。
しかし、これは確実に視野狭まりますよね。
1つのことに集中して打ち込むのも悪くはないのですが、複数のコミュニティがあると、新しい視野を持って1つめのことに取り組むこともできる気がします。
相乗効果ですね。
視野を広くするためには「たくさんの人生を持つこと」がオススメ。今時の言葉だと所属するコミュニティを増やす。人生をたくさん持つと、どこかの人生がダメになっても自暴自棄にならず、軽やかに過ごせる。生き方を一つに絞らないことで「ここではないどこかに自分の場所があるかも」とも思わなくなる
— はあちゅう (@ha_chu) December 1, 2018
もうこの時代で1つのコミュニティだけに属するなんて考え方は古いと思ってて
やりたいことや目指したい姿あるならとことん飛び込んだ方がいい
それを批判するやおかしいと思う人は、きっと時代に置いていかれる
— 鷲谷 建 (@ciKGDx5gZCCjEsq) April 2, 2019
単純に、1より2、2より3の方が世界は広がるのは間違いないと思います。
精神的に安心できる
私の場合、これがめちゃくちゃ大きいです。
私は学校を休職してしまって、学校というコミュニティを1つなくしました。
(もちろん、声をかけてくれた先生もいますが、働いている、働いていないという意味でのコミュニティ)
それまで、趣味もなく(そんな余裕もなく)学校のことばかりやっていたので、休職したとき、すごく社会から取り残された感があったんですよね。
幸い、家族がいましたので、だいぶお世話になりましたが、家族以外のコミュニティがほぼなかったので、社会的には孤独を感じました。
https://twitter.com/mamb0621/status/1114503889229737985
https://twitter.com/puu_blog/status/1114511038035050496
もし、あるコミュニティで居づらくなったとき、トラブルが起きたときに、1つのコミュニティしか属していないと、発散する場所がなかったり、切替するきっかけがなかったりしますが、
所属するコミュニティが複数あることで根本は解決しないけど、気持ちが楽になることはあるなぁと私も実体験で感じています。
意識して所属する場所を増やす意識、大事だなと今では思います。
自分の考えを大切にできる
「所属」ということばと少し意味が違いますが、「依存」ということばがあります。
所属と依存ということばだと、個人的な印象ですが、なんとなく依存の方が重たい、寄りかかっている比重が多めな感じがします。
しかし、依存も多ければ依存にならないのかなと思います。
例えば、A,B,C,D,Eというコミュニティがあったとして、Aだけに依存していると100%ですが(複数の場合、依存ということばを使って良いのかどうかは置いておいて…)、
ABCDEに依存する場合、均等に依存すれば1つの依存は20%です。当たり前だけど。
コミュニティは入るもので、そのコミュニティに入ると他のコミュニティには入れないみたいに思ってる人が結構多そうだけど、コミュニティはもっとレイヤー的な考え方で見て良い気がする。そして属するコミュニティは絶対いくつかあった方が良い。依存場所を増やした方が良い。
— Takumi Inoue (@takuminouemikke) February 21, 2018
メンタルヘルスの名言としてよく語られる「依存を辞めるには、依存先を増やすこと」を思い出す。
私もインターネットを使って複数のコミュニティに所属することで、心が軽くなった。
1つの居場所に依存すると、そこが崩壊したときに自分も一緒に崩壊しちゃうからね。
— ほっしー@メンタルハッカー (@HossyMentalHack) August 9, 2018
これは勝手なイメージなんですが、基本は自分という原点があって、つらいときは依存の比率を多めにして、自分を保つ的な感じ。
もし、Aの依存先がダメになってしまったときって心が弱っているから、自分の原点にも帰りづらいと思うんですよ。
でも、そんなときはBCDEに頼ればいいし、落ち着いたら、自分の原点に帰って、またバランスよく依存するみたいな。
自分の原点がないと、浮浪者みたいで、何をしたいかわからない人でおもしろくないし、弱っているときは自分は0に感じちゃうかもしれないですが。
基本は自分の原点があって、周りに武器?防具?として依存先を用意しておく。
そうすると、自分の軸も大きくなっていくような感じがします。
自分と周りのバランスをとってうまく生きていこう
1つのコミュニティだけだと、もし何かそこでトラブルがあった場合、かなりメンタルやられます。
自分の味方を作っておくというと言い方があれですが、
所属するコミュニティを複数持っていれば、自分自身を保つことができるのではないのかなと思います。
「人は1人では生きていけない」
そんなことばとも繋がっていると思います。
複数のコミュニティに属する人が増えれば、
いろんな分野の化学反応もたくさん見られるような気がするし、
「あれ!?君ここにもいるの?」って共通のコミュニティが増えれば増えるほど、親近感もよりわきますし、面白い世の中になると思います。
そして、コミュニティはいろんな分野、世界だと面白さが増すと思います。
さぁ、所属するコミュニティ、まずは1つ増やしましょう!!