今回は私が体験してきたことを書く記事になります。
1年前くらいに50歳代の知人から「フィリピンへ神霊手術しに行かない?」というお誘いを受けました。
個人的にはパニック障害やうつ持ちだけれども、体自体は健康体だし、年齢的にもそんな病気が気になる歳でもないですし、同じお金を出してフィリピンに行くなら治療よりも観光で行きたいなと思っていたので、はじめは断っていました。
しかし、声をかけてもらい個人ではなかなか行けないチャンスということと、実際にここで神霊手術をしたことがある方から話を聞いたり、動画を見せてもらったりして、この目で見てみたいなという興味本位で参加することに決めました。
もくじ
神霊手術とは
↑これは頭を温めているところ。このあと頭から悪いものを取り出されます…
神霊手術ということばを聞いたことがない方もたくさんいると思うので説明させていただきます。
簡単にいうと、神霊手術とは「メスを使わずに体の中の悪いものを物質化して取り出すもの」です。
取り出した悪いものがそのまま体内にあるのではなく、その悪いものを物質化して私たちが見えるようにしているというニュアンスでした。
神霊手術は、麻酔はしませんが痛みもほとんどなく治療は行われます。
フィリピンにはヒーラーと呼ばれる方が何名かおられるそうで、その方を期間限定で施設にお呼びして行われます。
詳しくはAWHのホームページを見ていただければ良いのですが(閲覧少々注意。神霊手術の画像があります)、日本人は西洋医学を中心に行われているので、信じられない部分が多すぎますよね。
私もその1人でした。
だから、自分の目で確かめようと思い、神霊手術を受けてみることにしました。
神霊手術を受けてみた詳しいことは別の記事に書きますね。お楽しみに。
治療中の過ごし方
私たちは現地で4泊5日AWH(Academy Of World Hearing Foundation)というところにお世話になりました。
AWHとは
フィリピンのマニラから車で約1時間半のタガイタイ高原近くに、この施設があります。
この敷地がとても広く5000坪ほどあるそうです。
敷地内に治療する場所、宿泊所、食堂、図書室、バスケットゴールや卓球台、チェス、展望台、畑、ココナッツやバナナの木など、自然豊かでこの敷地内でほぼ過ごしました。
↑建物の正面
↑展望台。ここから見る日の出や星が最高。南十字星も観れました。
↑空いている時間にいつでも卓球ができます。
↑敷地内から正門に向かっての景色。左側が畑、右側はサッカーできそうなくらいの芝生。
↑宿泊するところ。これは合宿所スタイルですが、ちゃんとしたベッドの部屋もあります。
↑バスケのゴール。左の建物は手術後にお茶を飲んだり、フルーツを食べるところ
↑散歩していると大きなチェスを見つけました(私はチェスのルールわからない)
↓施設全体はこの1日目に散歩しながら撮影した動画が雰囲気つかみやすいと思います。5分くらいです。
この辺りの地域は、日本でいうと軽井沢みたいなところで、年間を通じて気温が高いフィリピンですが、ここは朝晩は涼しく過ごしやすかったです。
治療は期間限定で行なっているので、スタッフの方も11月~3月までの5ヶ月間ほどしか滞在しないそうです。
AWHの治療に訪れる方はほぼ日本人で、スタッフも日本人の方がメインです。
そして、驚きなのがここの日本人スタッフの方は自分が高額なお金(金額は日本の平均的なサラリーマンの2年分の年収くらい)を払って、しかもボランティアで働いているそうです。
高額なお金を払ってまでしてここで働くって…すごすぎる…
フィリピンの現地の方も食事の提供や部屋の掃除などで働いています。
AWHでの過ごし方
↑初日の昼食。だいたいこんな感じで食べやすい味付けになってます。
AWHの過ごし方を紹介します。
- 8:00朝食
- 9:00お祈り
- 午前中に神霊手術(1人3分程度)
- 12:00昼食
- 18:00夕食
決まっているのはこの程度です。
もちろん許可をもらえば施設外に出ることもできますし、食事も外食に変更してもOKです。
なので、ほとんどが自由時間なんですね。
自由時間は、
- フォトンヒーリング(自律神経を整える)
- スピリチュアルカウンセリング(守護霊との対話)
- マッサージを受ける(オイルとドライ選べて、60分で1500円くらいと激安)
- 部屋でゆっくり(毎日昼寝できるって幸せ)
- 本を読む(図書室があって、医療系の本がたくさんあります)
- 敷地内を散歩(敷地広いので気持ちよい)
- 会議室でお茶を飲む(天然のレモングラスのハーブティーが最高に美味しい)
- お風呂に入る(やっぱ湯船が気持ちよい)
などができます。
たまにイベントがありまして、それに参加するのもあり。
私の滞在中は
- ココナッツ祭り(ココナッツを割って、ウォーターや実を食べる)
- 障害者施設見学
- 貧困地域訪問
- マザーテレサの映画上映
- 血液検査
などがあり、私はこの全て体験しました。
↑ココナッツ祭りという名のココナッツを飲んで食べる会(笑)
↑障害者施設。日本はまだ恵まれてると思った。
↑貧困地域訪問。子どもにパンあげたらめちゃくちゃ喜んでた。
治療しにきている人が30人くらいいましたが、(そのうち半分くらいは私と一緒に来ている人たち)自分の私用でわざわざ外に出て観光するという人はほとんどいなかったですね。
皆さん基本的にゆっくりするためにきているからですかね。
私のスケジュール
ちなみに私はこんなスケジュールで滞在しました。
1日目
午前:早朝マニラ到着
施設到着後、簡単なオリエンテーション
神霊手術(腹部)
午後:神霊手術(1回目で午後も来なさいと言われたら午後も神霊手術がある)(腹部、背中)
部屋でゴロゴロ&昼寝(飛行機が深夜便だったので眠すぎた)
夜:座談会(神霊手術を受けてみてのシェア会)
2日目
午前:神霊手術(頭)
会議室でお茶&おしゃべり
午後:神霊手術(頭)
障害者施設見学、景色のいいショッピングモールへ
夜:マザーテレサのドキュメンタリー番組視聴
↑ショッピングモールからの景色
3日目
午前:早朝マーケットに繰り出す
神霊手術(腹部)
先生から呼び出し
フォトンヒーリング
ココナッツ祭り
午後:オイルマッサージ
お風呂
霊障除去(私についてる悪い霊をとる)
夜:外食(アジアで10本の指に入るレストラン)
↑早朝マーケットの手作り豆腐、タピオカ、黒蜜のデザート。激ウマ。
↑アジアで10本の指に入るレストラン「アントニオ」スーパーおしゃれでした。
4日目
午前:神霊手術(腹部)
午後:貧困地域訪問
血液検査
お風呂
霊障除去
スピリチュアルカウンセリング
夜:マザーテレサのドキュメンタリー映画視聴
展望台で星空観測(初めて南十字星を観測)
↑貧困地域訪問。こんな家でも地デジのテレビがあった。
5日目
午前:展望台で日の出見る
霊障除去
神霊手術(腹部、頭。温めただけ)
正午に施設を出発し、
3日目に夕食を食べた系列のレストランで昼食
マニラ市内の海辺で夕日を見ながらお茶
オカダマニラで噴水ショー、カジノ満喫
空港に行き、再び深夜便にて日本へ帰る
↑マニラの夕日。色が日本と違う。
↑マニラオカダの噴水ショー。新婚旅行のラスベガス思い出した。
↑マニラオカダのカジノ。1000ペソだけTRY。最終的に残ったのは25ペソ(笑)
こんな感じ。
はじめの方は比較的ゆったり過ごしましたが、パニック障害やうつのことも先生に話したら、特別に霊障除去をしてくれるとのことで(今はプログラムとしてはやっていないそう)3日目からはイベントも重なり、かなり充実してました。
1日目は時間が過ぎるのが遅すぎたけど、気づけばあっという間の5日間でした。
フィリピンの神霊手術に参加した感想
神霊手術をはじめ、スピリチュアルカウンセリング、霊障除去を体験したり、先生やスタッフの方々の話を聞いたりして、スピリチュアル系を100%信じているわけではないですが、科学や論理で解決できないことはこの世のなかにはたくさんあるということが改めてわかった旅になりました。
別の記事にも詳しく書きますが、パニック障害やうつの治療、その他の病気などの医療も私は当たり前のように薬に頼っていました。
パニック障害やうつに関しては、もちろん薬だけではなく認知行動療法など、考え方の修正をすることも必要なのはもちろんですが、フィリピンにきてそれ以外の方法があることを学べました。
病気の中には原因不明なものもあります。
パニック障害やうつも原因不明なところがある一つです。
それを薬だけでセロトニンを増やしたりして解決するのは少し違和感があります。
もともと私たち人間はどうやって誕生したか。アダムとイブ?その前は?…と、たどっていくと人間の始まりはきっと目に見えないものにたどりつく気がします。
私の存在は父と母があってこそだけれど、私の存在ははじめは無。何もないところから始まっている。
最近、目に見えるものより、目に見えないものの方が多い気がするこの世界。
科学や論理で説明できることも大事だけれど、こういうスピリチュアルな世界も必ずあると確信できた旅でした。
そして、最近は旅行に行っても疲れて帰ってきたり、「やっぱ家が落ち着くわー」という感じになっていましたが、今回のフィリピンはゆっくりのんびりな旅だったのもありますが、「帰ってもがんばろう」と思えました。
エネルギーチャージできたこの感じ久しぶりです。
はじめはなんとなくで参加した旅でしたが、私の人生を変える旅となりました。
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