タイトルから煽ってすみませんね。笑
あなたは今の仕事、楽しいですか?しんどいですか?
私が退職した学校の教員という仕事。
生徒の成長が見られたとき、自分が信念としてやっていることが伝わったときなどはとてもやりがいを感じますし、教員の醍醐味だと思います。
しかし、基本はブラックな労働が多い教員。
私は上記のようなやりがいはあっても、割に合わない労働だと思います。
真面目に続ければ続けるほど、抜けられなくなりますし、公務員だから辞めるともったいないというような考えもあります。
そして、1番は体調がおかしくなる日が必ず来るということ。
うつになったら元に戻れる保証はありません。
「教員つらい、でも辞められない」という人が多い中、私は先日退職しました。
私が教員を辞めることを迷わないで決めたかというとそうではありません。
それなりに考えました。
考えた結果「教員を辞めることはリスクではない」という結論になりました。
教員という仕事に膨大な時間を費やされる方がリスクだ
先日の「私が教員を辞めたたった一つの理由」という記事でも書きましたが、教員をしているともちろん副業は禁止されていますし、そもそも副業をする時間的、精神的余裕もありません。
教員を定年まで続けるということは、教員だけをやり続けるということになります。
教員の仕事は幅広いから、いろんな能力が身につくと思いがちですが、基本ただ何でも屋なだけです。
やることは年々増えていくのに対し、無駄なことは減る気配はないです。
言い方はきついかもしれませんが、本業ではない仕事で時間を捨てている感覚に近いと思います。
1日24時間、1年365日、新卒で教員になれば約40年間。
この時間を教員一本で使うか、一度の人生いろいろやってみるか。
ますます変化が激しいこれからの時代、リスクは知らないこと、やらないことだと思ってます。
本当に教師やりたいなら私立もあるし、講師もある
教員辞めても、やりたくなったら教員はいつでもできます。
私立で正規の教員にもう一度チャレンジということもできますし、公立でも年齢制限があるところもありますが、試験受けてもう一度採用されることも確率は0ではないです。
そして、公立の講師は不足してますので、やりたかったらほぼ確実に講師になれるでしょう。
しかも、常勤講師なら待遇はほぼ教員と同じです。
私の知り合いにバリバリの講師の方がいました。
仕事めちゃくちゃできるのに、「なんで講師なんですか?」と聞くと、
「常勤講師は契約は長くても1年。自分の中で終わりが見えて働けることは目標設定もしやすいし、短期間だからこそ頑張れる」と。
その先生は、常勤講師やったり、非常勤やったり、T2講師やったりとメリハリをつけて今でも教壇に立たれています。
正規の教員じゃなくても、こんなふうに働ける。
いや、正規の教員じゃないからこそ、こんなふうに働けるんですね。
免許さえあれば、教壇に立ちたいと思えばいつでもできる。
辞めたら何が変わるかって、退職金減ることくらいだと思うんですよね。
退職金も数十年後、どうなってるかわからないですからね。
教師辞めてもリスクなし
教員の倍率低下のこの世の中、教師辞めても教師できるんですよ。
辞めたから言えるけど、嫌なのに続けている人は昔の考えに縛られてる可能性大です。
だって辞めても講師できるんですよ?教壇立てるんですよ?
正規と講師の違いって何ですか?子どもに対してできることはほぼ一緒です。
そして、教育委員会からの勤務先の提案を拒否することもできますから、ある意味、自分の要求を正規の教員より通しやすいです。(すべてではないですが)
今の仕事に満足している人は何の問題もないです。
でも、この記事をここまで見てるということは…。
私はただ病気になったり、体調崩したりしてまで、正規の教員にしがみつく必要は本当にないなと思えましたので。
*オワコンな学校教育の一員にはなりたくない
→今の学校教育がオワコンな理由
*もちろん得たものもあるけど…ね。
→公立中学校教員の8年間の経験で失った2つのもの
*HARUさんという県庁を辞めた方の本のレビュー
→働くすべての人に読んでほしい「グッバイ公務員」
ブログ2つ拝見しました。
ちょうど先日、日々の辛さが爆発して仕事をお休みを取ることにしました。朝、足がうまく前は出ず、親と電話しながら向かってたら、何も考えられなくなり、その後色々あり台号泣。
大学院まで学び、色んなことに疑問を持つようになり、現場のやり方に馴染めず、身体と心が悲鳴をあげました。
一年目なのに何やってんだと思う自分もいます。この後の選択が正しいのかすらわかりません。
転職して、デジタル化の助けをしたいと考えてます。
今はぐちゃぐちゃになった頭の中を整理していく為に、長めの休みを取ろうと思ってます。
でも、いまの学校現場には復帰できないだろうなぁとも思ってます。
何かアドバイス頂ければ嬉しいです。
コメントありがとうございます。そして、ご相談されているのにも関わらず、返信が遅れて申し訳ございません。
その後、いかがお過ごしでしょうか。