教員がSNSやブログで発信する意義

 

SNSとは切って離せない世の中になりました。
Twitter、Facebook、Instagram…

 

国内の利用者数

Twitter…4500万人(2017年10月現在)

Facebook…2800万人(2017年9月現在)

Instagram…2900万人(2018年11月現在)

引用:Social Media Lab

 

つまり、

Twitterは3人に1人以上

Facebook、Instagramは約4人に1人

利用していることになります。

 

教員のSNS事情

私の印象ですが、教員はSNSをやっていない人が多い気がします

理由は、

  • 身バレするとまずい
  • そもそもそんな時間がない
  • 情報に疎い

などがあげられます。

 

SNSをやっていても、そんなに頻繁に更新したりしない人の方が多いのではないでしょうか。

しかし、中には

  • 学校教育の問題
  • 長時間労働の問題
  • 給特法の問題
  • 部活動の問題

について、情報発信している人がいます。

 

学校、教師の世界は閉ざされた世界

学校って国民全員が通うところだけど、実際どのような決まりがあって、どんな風に先生が働いてるか知らない人は意外に多いです。

例えば、

「先生は部活をするのは職務でしょ」

「残業代は出るんでしょ」

「夏休みは子ども来ないから学校行かなくていいんでしょ」

これ全部NOですからね。

かなり教員は無理して働かせられています。

先ほど挙げた先生たちは、こういうことを発信してくれているんですね。

 

私もパニック障害、うつ状態になって、学校から離れてみて、やっと学校という場所はなんかおかしいなって気づきました。

離れるまであまり疑問にも思わず、そういうものだって思ってました。

これ、恐ろしいですよね。

 

私はその場で言葉にしてしゃべって伝えるのは苦手なので、文字にして伝えるTwitterとブログを始めました。

正直、教員をやっていて、おかしいって気づいている人は少ないんじゃないかと思います。

「教員は長時間労働が当たり前」

「生徒のために部活をやるのが当たり前」

「早く帰ることなんて諦めてるよ」

これって人間の生き方として、労働者として、おかしいんじゃないの?

って気づいた人が、声をあげたらいいと思います。

その声に気づいて、今までの当たり前を疑う人が増えたらいいなと思います。

 

教員の発信が今求められている

なので、気づいた人が自分の思いを発信することって大事だなと思います。

それをなるべくの多くの人に届くように。

その点Twitterってリツイートっていう拡散機能もあるので、便利です。

「こんなこと言って、身バレしたらいやだな」

「友達にバレたら、恥ずかしいな」

…はい、実際、職場や上にバレた私がいます。笑

教員がTwitter、ブログで発信して起きた事件

11月 8, 2018

 

この事件を通して学んだことは、自治体+顔+本名を出したらあかんということ。

現職の間はその方が無難です。私は全部出していたアホ野郎ですが。

 

でもね、今回の事件があっても、私は発信を続けます

自分が発信することで、共感してくれる人、応援してくれる人がいるからです。つまり、需要があるからです

 

ただ教育界に不満があって発信してるけど、そのまま教育界にいたら説得力はない。

私は教育界にいて病気になったから、教育界を離れたから、説得力が増すと思っています

こういうとただDisってるふうにしか見えなくなってくるけど、

「こんな指導をするといいと思う」

「こんなふうに子どもに教えてほしい」

「こんなふうな現場にしてほしい」

「新しくこんな学校を作りたい」

っていう解決策や改善案ももちろん発信したい

 

あなたの発信は誰かを救い、世の中を変えるかもしれない

教員で発信している人は少ないです。

発信している人の中でも自分のちょっとしたつぶやきをしている人が大半で、

わざわざ自分の時間を削って、考えて発信する側に立てる人は本当に少ないです。

 

今、日本は教育に予算をかけていません

単純に政府の教育に対する関心が薄いのかもしれませんが、教員が声をあげていないからという説も考えられます。

 

学校には国民全員が通います。

先生の不祥事には関心あるのに、肝心の教育の中身には関心がない人が多いです。

 

これを見ている教員のあなた。

あなたの発信が誰かを救うかもしれないし、世の中を変えるかもしれません。

ぜひ、あなたの発信を届けてみてください。

 

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