教員がTwitter、ブログで発信して起きた事件

 

私、みほはTwitterとこのブログを運営しています。

 

Twitterとブログを始めたきっかけは、私は人に相談することが苦手なので、気持ちを整理するために始めました。

そして、自分の記録として残していこうと続けていたら、共感もいくつかいただいて、ここまできております。

学校の教員のパニック障害やうつの発信をしていて、フォロワーも2000人くらいになり、自分も調子に乗っていたのかもしれません。

Twitterを本格的にやっていこうと思っていた矢先、何者かが私を特定し、教育委員会に通報したという事件が起きました。

今後、発信者の方、特に教員の方に少しでも参考になるように、どうしてこんなことが起きたのか、原因は何なのか。今回のことを記事にします。

 

自分はそんなつもりでTwitter、ブログをしているわけではないけど

私自身は、

  • 自分がどんな原因でパニック障害になったか
  • 学校のこういうところがうつの人を多くしているのではないか
  • 休職中はこんなふうに過ごしたらいいと思う

ということを発信し、

自分と同じように先生でうつになった人の気持ちを代弁したり、

自分の経験を発信することでうつになる人が一人でも減ったらいいな

と思っていました。

 

そして、Twitter、ブログで発信をしながら、うつになっても前向きに生きていくコミュニティを作りたいと思い、オンラインサロンを運営し始めようとしていた矢先でした。

 

Twitter、ブログは誰が見ているか分からない

オンラインサロンの募集をTwitterでフォロワーさんが拡散してくれていたタイミングで、1件のダイレクトメールがきました。

内容は、

 

「休職期間中にオンラインサロンをやるとはどういうことだ」

「うつを撲滅したいなら、他にもやり方があるだろう」

 

という内容。

 

確かに言ってることはごもっともです。

Twitterは誰でも見れますから、私にメールを送ることはもちろん可能なんですけど、私のフォロワーでもなく、フォロワーのフォロワーでもない人からのメール

 

みほ

私のやっていることが気に入らなかったのかなぁ。

私だったら自分に関係ない人にわざわざDM送らないなぁ。

何がしたかったんだろう?

 

この時は単純に疑問でした。

 

Twitter、ブログを見て、わざわざ通報する人もいる

このダイレクトメールの次の日。

何者かが私のTwitterとブログを教育委員会に通報したらしい

 

通報者がどのように通報したか、どんな経緯で私を特定したのかなど、詳しい内容は不明ですが、

「休職期間を満了しろとはどういうことだ」

「休職期間中にオンラインサロンをするとはどういうことだ」

というのが主な内容で通報があったとのこと。

 

前日のTwitterのダイレクトメールとめっちゃ似てます

日本の法律(信用失墜行為?)上、非があるのは私なのは事実で、この人の言ってることはあってます。

でも、根性の悪い私は

 

みほ

正義感で通報したのかな?

何のために通報したのかな?

私、あなたに何か悪いことしたかな?

 

正義は悪いことではないし、私があなたを咎めることはできないけど、やり場のないモヤモヤを感じてしまったのです

 

 

それでも発信をやめない

その後、上から

「Twitterとブログを消すか、非公開にしろ」

と言われました。

 

こんなふうになって、今までの自分なら落ち込んでまたうつ期に入ってるところだけど、今回は大丈夫。

それよりも、Twitterとブログを「続けたい」って気持ちがありました。やめたいとは思いませんでした

 

自分は正しいとかそんなことではなくて、自分が体験したありのままを伝えたい。ただそれだけ。

教員でうつで悩んでる人はこれからも増えると思うから

 

そして、自分が教員を続けるよりも、「教員のうつ」の発信した方が必要とされている気がします

通報やダイレクトメールにビビって発信をやめたら、今まで共感してくれた人や応援してくれた人、自分に申し訳ないので、発信は続けます

 

私の今回の経験が、今後「先生」「うつ」を発信する人が気持ちよく発信できるように、私が先頭走ってくつもりでやっていきたいと思います。

 

今回の事件で、「ここは自分の居場所じゃない」と思った

私個人の考えとしては、「教員も一人の人間だから、言論の自由がある」と考えます。

しかし、私は休職中であるとはいえ、文部科学省をトップにする公立学校の「組織に属する人間である」ということがすっかり抜けていました

組織を束ねる上の人間からすると、私みたいな人間はうっとうしい、やっかいな存在です。

 

「組織に属するということは、上のいうことを聞くこと」

今回、身にしみて感じるとともに、自由がない感じがして、自分には合わないなぁと気づいてしまいました。

 

自分がやりたいと思ったことはとりあえずやってみたいし、言いたいことは言いたい。発信したい。

自分が教員という立場から離れてさえしまえば、自由にできる。

つまり、辞めるしか選択肢はない

 

【追記】

このあと、教員を退職する決断をしました。続きはこちらからどうぞ↓

教員辞めます。退職願を出したあとの頭の中

12月 6, 2018

 

2 件のコメント

  • みほさんのブログを見て、勇気づけられた「うつのはは」です。
    コメントを残した直後に、上記の事でブログが見られなくなり心配していました。
    みほさんのブログを見て、鬱になった娘を救出してきました。
    まだまだ療養は続くと思います。
    本人は学校現場に戻りたいと考えているようですが・・・
    休職に入る前に管理職から私(母親)に言われた言葉が突き刺さり、私までが否定されているように感じ「あんな学校もう退職していい」と思っています。
    我慢して、素直に仕事して、最後にこれかよって感じですよ。

    私自身、教職でしたが寿退職。現在は時間講師で働いています。娘の勤めている学校のような変なことはありませんでした。

    内容が見えないコメントでごめんなさい。

    娘にも発信できる力が戻りましたら、このブログを紹介したいと思います。

    ありがとう!

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